廣瀬 元紀 / おぎモトキ

父親エンジニア / OGIMOテック開発室 技術代表

廣瀬 元紀(おぎモトキ)おぎモトキ アバターアイコン

自分の得意な事(エンジニアリング)と、
今できる手段を工夫して、
子ども達の「できる」を広げていきたい

重度障害の息子を持つ父親エンジニア。(SNS名:おぎモトキ)

息子や家族が抱える身近な困りごとを解決するため、個人製作活動「家族のためのモノづくり」として、リハビリ機器・モビリティ・おもちゃ改造などの自作支援機器を180個以上製作し、実生活へ導入・活用してきた。また、家族向けに開発した機器を、同じ困りごとを抱える当事者・支援者へ製作提供する活動団体「OGIMOテック開発室」を展開。1000台以上の製作提供を行うとともに、個人メイカー・福祉関連イベントの展示会や講演・体験会活動にも積極的に取り組んでいる。

本業では、パナソニック ホールディングスにて移動ロボティクスの技術開発に従事。自動追従モビリティ・自動搬送ロボットなどの開発を通して、息子や障害のある子どもたちの未来の手足となる技術の社会実装を進めている。

役割

  • パナソニック ホールディングス(株) シニアリードエンジニア
  • OGIMOテック開発室 技術代表
  • オリィの自由研究部(β) 副部長

略歴

  • 2005京都大学 工学部 電気電子工学科 卒業
  • 2007京都大学大学院 情報学研究科 修士課程 修了
  • 2007松下電器産業(現パナソニック)入社/黒物家電(BDレコーダ)の開発設計(〜2018)
  • 2018パナソニック ホールディングスにてロボティクス機器の研究開発(〜現職/シニアリードエンジニア)
  • 2018「家族のためのモノづくり」本格開始
  • 2024OGIMOテック開発室(個人事業主)兼業サポート開始

保有資格

エンベデッドシステムスペシャリスト[IPA]/プロジェクトマネージャ[IPA]/家電製品エンジニア[家電製品協会]

SNS・リンク

家族のこと

廣瀬家の家族写真

妻・娘・息子の4人家族。家族みんなの「やってみたい」「楽しい」を大切に、日々のモノづくりに取り組んでいます。息子の困りごとに家族で向き合う毎日が、すべての発明の出発点です。

  • :専業主婦。ゲーマー兼ピアニスト。
  • :中学生。イラスト描きと吹奏楽部。
  • 息子(ともかつ/トモくん):在胎24週・865gの超低出生体重児として誕生。小脳低形成による中重度の脳性麻痺(失調型)をもつ重症心身障害児(VPシャント手術済み)。座位保持・立位が困難な肢体不自由、知的障害(認知は1〜2歳程度・発語困難)、自閉スペクトラム(好きなものへのこだわりが強い)。

3つの活動領域

「家族のため」から始まり、「誰かのため」、そして「将来の社会のため」へ。

① 息子・家族のため(父親エンジニア)

障害を持った息子や家族の『まさに今の困りごと』を、得意の電子工作スキルで解決する「家族のためのモノづくり」。リハビリ機器・改造おもちゃ・自作モビリティ・入力スイッチなどを多数開発し、実生活で活用中(2018年から計180個以上)。「本人の好奇心を引き出す遊び心 × スピード感 × 日常使用」をモットーに、モノを通して子どもたちの『できる』『楽しい』を引き出しています。

在胎24週・865gで生まれた息子
自作スイッチで遊ぶ息子
これまで作った家族のためのモノづくり(180個以上)

② 困っている誰かのため(OGIMOテック開発室)

障害を持った息子や家族・友人のために作ってきた『一人のための開発品』をベースに、同じように困りごとを抱える当事者・ご家族・支援者など、必要としてくれる人へ届ける依頼型の製作提供活動(これまで累計1,000台以上を製作・提供)。小型アシスティブテクノロジー機器/おもちゃ改造/入力スイッチ・操作インターフェースの試作などを行うほか、講演・研修、ものづくりワークショップ、展示会出展にも積極的に取り組んでいます。

OGIMOテック開発室の製作提供品
OGIMOテック開発室の活動のようす
製作・提供した支援機器
展示会・体験会のようす

コミュニティ活動:ロボットコミュニケーター・吉藤オリィさんのオンライン研究会「オリィの自由研究部」に副部長として参加。困っている人の“リアルな課題”を持ち寄り、解決アイデアをみんなでワイワイ検討しながらカタチにしています。

オリィの自由研究部の活動
オリィの自由研究部の活動
オリィの自由研究部の活動

③ 将来の社会に繋げるため(本業ロボット開発)

「障がいを持つ子どもたちの成長や未来に直結するモノを作りたい」と決意し、2018年にロボティクス機器の研究開発へ社内転職。歩けない子どもたちの手足の代わりをサポートできるロボット技術の研究開発に取り組んでいます。

追従型ロボティックモビリティ「PiiMo」

追従型ロボティックモビリティ PiiMo(Panasonic ニュースリリース)

屋外公道走行可能な自動搬送ロボット「ハコボ」開発&社会実装

屋外公道走行可能な自動搬送ロボット(X投稿)

自動配送ロボット「ハコボ」× 分身ロボット「OriHime」遠隔タウンツアー実証

ハコボ × OriHime 遠隔タウンツアー実証(JST ムーンショット note 記事)

メディア掲載

2026.04日本テレビ「真相報道バンキシャ!」特集(番組史初 2週連続放送)

【前編】最後の運動会編

ブログで読む

【後編】卒業式編

ブログで読む

書籍

『あの子のちがいは価値になる』を家族で
『あの子のちがいは価値になる』書影
2025.02 / 単独著書

『あの子のちがいは価値になる モノづくり父さん障害児家族の発明活用ストーリー』

三輪書店。重度障害のある息子との「家族のためのモノづくり」を、発明と活用のストーリーとしてまとめた一冊。

Amazon 売れ筋ランキング 1位(作業療法学/社会福祉関連/福祉の社会保障)話題書 ※2025/2/15 時点

『アイデアをカタチにする! M5Stack入門&実践ガイド』書影
2022.03 / 一部執筆

『アイデアをカタチにする! M5Stack入門&実践ガイド [M5Stack Basic/M5StickC対応]』

技術評論社。「大切な人に向けたM5Stack自作支援機器」として一部を執筆。

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